(注:このブログはもう更新していません)この日記は私的なものであり所属会社の見解とは無関係です。 GitHub: takahashikzn

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SSHで"No supported authentication methods available"→SELinuxが原因だった

本日、新しく鍵を作ってauthorized_keysに配置したのですが、なんかログインできないわけです。

“No supported authentication methods available”

と言われてしまう。

/var/log/secureを見てみても、

May 18 14:19:21 foobar sshd[26582]: Received disconnect from 192.168.xxx.xxx: 14: No supported authentication methods available

と書いてあるのみ。


色々調べてみた所、毎度おなじみSELinuxが原因でした。

authorized_keysのセキュリティラベルを見てみると、

$ cd /home/foo/.ssh && ls -Z

-rw-------. foo bar unconfined_u:object_r:home_root_t:s0 authorized_keys

のようになっておりました。これは本来は

-rw-------. foo bar unconfined_u:object_r:ssh_home_t:s0 authorized_keys

でなければなりません。

というわけで、

$ chcon unconfined_u:object_r:ssh_home_t:s0 authorized_keys

とやってみると、ログインできるようになりました。

そもそも何でこんなことになったかというと、横着して

  • rootで作業した
  • 他のユーザーのホームディレクトリを丸ごとコピーしてユーザーを作った

のが原因なのだろうと思います。