(注:このブログはもう更新していません)この日記は私的なものであり所属会社の見解とは無関係です。 GitHub: takahashikzn

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MariaDB-10.2.4で、カスケード削除とクエリキャッシュ絡みのバグを発見

MariaDB-10.2.4がリリースされています。これは正式リリース候補版と言うことで、早速検証してみたところ、バグを発見。


僕がぶち当たった現象とは、以下のようなものです。

  1. テーブルParentとChildには親子関係があり、Childが親を指す外部キーにはカスケード削除が設定されている
  2. Childを複数件SELECTする
  3. 2.でヒットした子レコードのうち任意のいずれかについて、親であるParentのレコードをDELETE
  4. 2.と同じSELECT文を実行すると、カスケード削除で消されるはずのChildが残っている
  5. クエリキャッシュをクリアして、再び2.と同じSELECT文を実行すると、カスケード削除で消えるはずのChildは消えている


ま、そのうち修正されると思うので、しばらく待つことにします。