ご無沙汰です。10日以上空いてしまってスミマセン。
さて。
AdBlockの是非はさておき、僕はありがたく使用させていただいているので
たった5ドルですが寄付してみました。するとこんなメールが。
Hi Kazunari! I wrote AdBlock in the hope that I could make people's lives better. You just told me that I managed to do it :) Thank you very, very much! You are so great! It's been a little scary in the few months since I quit my job, hoping that my users would chip in enough that I could support my family and fund more AdBlock development. Not many users are stepping up yet, which makes your contribution even more appreciated -- as it's way above what most users pay (zero!) In any case, Katie and I have decided that it's important enough work that I should keep doing it whether or not we can live off of our users' goodwill, until we start running out of savings. You just tipped our scales a little further away from going broke... did I say thank you yet? Thank you! :D Happy ad blocking, - Michael PS: Word of mouth is the only marketing AdBlock uses. If you don't mind, would you go to http://chromeadblock.com/thanks/ and help me spread the word? It would help me IMMENSELY :)
ま、たぶん機械的に送信しているだけだと思いますが、別にそこはどうでもヨイ。
寄付のみで家計を成立させようとする試みは、
たとえコレほど世界的に有名なソフトウェアを開発していたとしても、非常に勇気がいることですよね…
金よこs...いや、頂けると嬉しいです
ウチは自社製品を売ったり、SIを受託したりして商売していますが、
そこには常に『サービスの対価としてお金ください』という契約が存在します。
つまりユーザーに対して『金よこせ』と言う権利があるわけです。(ちゃんと仕事をすれば)
ところが寄付となると、どんなに良いサービスを提供しても、
たとえ1円たりとも『金よこせ』とは言えなくなるわけです。
- 「意外とそれなりに寄付が集まるんじゃね?」
- いえいえ。だってアナタ、もしAdBlockが有料だったら使ってないですよね?僕も多分使ってないです。
喜捨のみに依存する生活をし、多くの人を(正しい方向か否かは置いておくとして)導いている。
それって一種の聖者なんじゃないでしょうか。
ちなみに、このようなハッカー文化に関して論じた有名なエッセーが存在します。
『ノウアスフィアの開墾』
http://cruel.org/freeware/noosphere.html
読んだことのない方、ぜひご一読を。