WTPが提供しているTomcatアダプタは現状、Tomcat7までの対応です。
厳密なバージョンチェックをしているため、Tomcat8を用いてサーバ設定を作ろうとすると拒否されます。
なので、WTPを欺いて強引にTomcat8を使うためには、Tomcatのjarを一部改変してTomcat7に偽装するという裏技が必要です。
一旦起動さえしてしまえば、Tomcat7と大きな違いも無いし、Webアプリは安定動作します。
しかし、人によっては先日の日記で書いた通り、パフォーマンスの問題を解決する必要があるかもしれません。
具体的な方法
具体的には、${CATALINA_HOME}/lib/catalina.jarの中身である、org/apache/catalina/util/ServerInfo.propertiesを改変します。
初期状態では
server.info=Apache Tomcat/8.0.0-RC5 server.number=8.0.0.0 server.built=Oct 16 2013 02:48:51
のようになっているところを、
server.info=Apache Tomcat/7.0.0 ←ここだけ変えればOK server.number=8.0.0.0 server.built=Oct 16 2013 02:48:51
として、jarへ再パッケージしてやるだけ。