http://dzone.com/articles/i-still-prefer-eclipse-over-intellij-idea
こちらの記事を読みました。意訳は以下の通り。
IntelliJ IDEAはIDEにおけるiPhoneのような感じである。信者が、
- 「一度使えばわかる」
- 「まだEclipseで消耗してるの?」
- 「みんなIDEA使ってるよ」
と煽ってきてウザい。
食わず嫌いで言っているのではなく、IDEAを使ってみた事はある。確かにスマートサジェスト機能はいい感じだし、プラグインはどれもきちんと動く。だがやっぱり駄目だ。
コードはデフォルト設定では自動ビルドされない。なので手動でビルドを起動するまでエラーは判明しない。パフォーマンス上の理由でそうなっているのだろうが、俺にとっては糞仕様だ。
1つのウィンドウでは1つのプロジェクトしか開けない。
Eclipseより多くのメモリを喰う。俺の8Gメモリのマシンではキツい。
IDEAの動作はモッサリ、Eclipseはサクサク動く。
"未使用メソッド"や"未代入フィールド"の判定がクソ。そいつらは明示的には使用されないがSpringから使われていたりする。そして全体の警告数すら明示されない。Eclipseのほうがよっぽどマトモに判定してくれる上に警告の表示方法もスマートだ。
俺にとっては最も大事な機能である"呼び出し階層(call hierarchy)"がクソ。デフォルトコンストラクタを呼び出している場所を(明示的にそれを定義しない限り)探すことが出来ない。IDEAユーザーは"使用箇所を探す(find usage)"しか使ってないんじゃないか?
出力タブを検索できない。何故にいちいちテキストエディタにコピーして検索しなきゃならんのだ?(ここで指しているのはアプリを起動したときの出力タブのことでありコンソールのことではない)
『CTRL+矢印』のデフォルト動作がキャメルケース単位でない単語移動なのがクソ。
数年前にScalaを書いていた時の話だが、プロジェクトをまともにコンパイルできたことがない。ただしこれはScalaがクソなだけかもしれない。
最初の2つ(「デフォルトは自動ビルドなし」「1ウィンドウ1プロジェクト」)以外は大した話じゃないかもしれないが、クソはクソだ。
結局は目をつぶればいいし、個人の好みの問題だ。だが俺はEclipseへ戻った。
…まあ、いつか再びIDEAが気になることもあるかもしれないが。
この記事への反応
1ウィンドウ1プロジェクトの制約は勘違いじゃね?1ウィンドウで複数のモジュールを扱える。IDEAで言うところの"プロジェクト"/"モジュール"とEclipseで言うところの"ワークスペース"/"プロジェクト"を混同してない?
ワロタ。自分はバカだと言っているようなもんだ。「X機能をどう使えばいいかわからんのでX機能はクソ」ってか?Eclipseで満足してるならずっとそうしとけ。
- (筆者)どこにそんなことが書いてある?呼び出し階層に関しては俺もガッツリ使ったし、他のIDEAユーザーを観察した上でそう言っている。他には機能の話をしてないだろ。
Eclipseはプラグイン相性問題がクソ。まともに動くバージョンの組み合わせをパッケージ化して売っているヤツがいるくらいだ。
NetBeans派の俺に死角なし。
俺はJCreator→JBuilder→JDeveloper→Eclipse→NetBeansと使ってきてIDEAで落ち着いた。IDEAは最高のJava IDEだ。Eclipseは遅いし難しい。プラグインは豊富だがバグだらけでまともに動かないものがたくさんある。