Firefox41からアドオンの署名チェックが有効になりました。普通は問題ないのですが、野良アドオンを使っている場合に困ることが有ります。
具体的にはSeleniumIDEが動かなくなって大いに困りました。
対応状況
この件、GitHubでは既にissueが上がっています。 http://github.com/SeleniumHQ/selenium/issues/901
I am working with Mozilla to have a signed version out by then. However, the Firefox developer edition should still allow unsigned extensions.
既に署名付きバージョンをリリースする為の作業を開始している。ただ、デベロッパーエディションは署名なしでも動くはず。
そういうわけでそのうち対応されると思いますが、差し当たってすぐに使えないのは困る。
ちなみに、デベロッパーエディション(Firefox42)でも署名チェックは動くようで、ダメでした。
署名チェックを無効化
これは「ブラウザの互換性チェック」とは別物なので、互換性チェックを無効化してもダメです。 署名チェックそのものを無効化する必要があります。
やり方ですが、おなじみのabout:config
で、xpinstall.signatures.required
という真偽値を作って値をfalse
にします。
こちらによるとFirefox40から署名チェックがONになるとあったのですけど、ベータ版ではそういうことはありませんでした。正式版からかな? http://blog.mozilla.org/addons/2015/06/18/compatibility-for-firefox-40/
「Firefox41でこのフラグは削除するかも」とありますが、今のところ削除されていないようです。