今日、ハゲタカという映画を見てきました。
21時スタート&映画もそろそろ公開終了、だったのに結構お客さんがいましたね。だいたい7割ほどは座席が埋まってました。
できるだけネタバレしないように感想を書きますが、これから観ようとする人は以下を見ない方がいいかもしれません。
さて、個人的満足度は10点満点中7点ってとこですかね。悪くないです。
企業買収という難しいネタを扱っている割に、娯楽映画として見てもそれなりに爽快感はありました。
もちろんこの映画を見るにあたり、経済に関する小難しい理屈なんて一切知っている必要はありません。ご安心ください。
銃弾を応酬する代わりに、マネーという名の実弾を撃ち合うアクション映画だと思っていただけるといいかと(笑)
概ね悪くなかったのですが、脚本的に納得できないこともいくつかありました。
- 主人公サイドが仕掛けたトラップに敵がはまるロジックに無理がある。
- 敵役ファンドが某会社を買収してあげる合理的理由が一切ありません。ものすごい額の大金を動かすファンドマネージャが、感情的にあんなアホな判断を下すなんてありえないと思うのですが。
- 敵役の最後が安っぽい。
- …あのー、最初からそうなるオチが見えすぎです。
この映画が主張したかったことは、「人は強くなければならない」ということだと僕は受け取りました。
強くなければ、他者に喰われるだけ。世の中はそんなものだ、ということですね。